こんにちは。しょうたん(@v_shota_v)です。
お正月に実家に帰省し、母と会社法やら消費税やらについて雑談をしていた時のこと…
しょうたん:ってことは、年商1,000万円までは消費税払わなくていいのか。
母:まあ、私みたいな弱小フリーランスには関係ないけどね。 しょうたん:(フリーランス!?) |
どうやら、僕の母はフリーランス主婦だったようです。
パートにしては、やけに自由な時間に働いてるなあと思ったら、そういうことだったんですね。
フリーランス(英: freelance)は、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの才覚や技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。日本では『自由業』『自由職業』[1]『フリーランス』と呼ばれる。
もう実家を離れて10年近く経ちますが、今思えば彼女は働く時間も自分の裁量で決めていたし、それによって仕事と家事・育児、そして趣味や家族との時間も全て確保していました。
「働き方改革」なんて叫ばれていますが、母はとっくに「稼ぎ方改革」してたわけですね…。
折角なので、フリーランス主婦という働き方について色々聞いてみました。
目次
なぜ母はフリーランス主婦になったのか?
しょうたん:え、何で今みたいな働き方にしたの?
母:お勤めするのが面倒だったからよ。 しょうたん:(!) |
いやいや、もっとまともな答えが返ってくると思いましたよ。
まさか、「お勤めが面倒だったから」なんていうざっくりとした答えが返ってこようとは。子が子なら親も親です。
しょうたん:え、面倒?
母:だってパートでお勤めしたら、変な人間関係に気を使うのも嫌だし、悪口ばかりのどーでもいいランチに付き合いたくないもん。 しょうたん:(自由かよ!) |
僕もよく友人に「自由かよ」と言われますが、親譲りでした。完全に。
母は自他ともに認める超がつくほどマイペースですが、「嫌ならやらなきゃいいじゃん」というのを身をもって実践しているわけですね。
そしてそれを引き継いだのが僕です。
だって、「満員電車に揺られて疲れた顔してるサラリーマンになりたくない」思いから、結果として田舎でパン職人になったわけですからね。大体一緒です。
だけど、これからの時代「好きなことをして生きていく」どころか、「好きなことしか仕事にならない」のが当たり前になっていくでしょう。
そう考えると若かりし母の選択は、時代を先取りしたかなり先進的なものだったんだと思います。
フリーランス主婦は良くも悪くも「自分で決められる」
しょうたん:フリーランス主婦の良いところって何?
母:何でも自分で決められるところだね。いつサボっても自由。 しょうたん:(自由かよ!!) |
最大のメリットは「自分で決められるところ」です。
当たり前ですが、フリーランスは自分自身で事業を行っている人なわけですから、いつ仕事をしようとどれだけ働こうと自由なわけです。
何時から何時まで働くのも自分で決めることが出来ます。お客さんを増やすも減らすも自分次第。だから、仕事も子育ても家事も、バランス良く進めることが出来るんですね。
ただし、「自分で決められるところ」はデメリットでもあります。
何でも自分で決められるということは、仕事は自分で取ってこなきゃいけないし、家事育児を含めたスケジュール管理だって全て自分でしなければいけません。自分で考えて行動できない人は難しいということですね。
もちろん、始めから何でも上手にいかないのは当たり前のことなので、やり始めてから徐々に改善していけばいいと思います。
フリーランス主婦は「老後のお金」に注意
しょうたん:逆に、失敗したな〜とかって思うことある?
母:厚生年金に入ってないから、年金が少ないことかな。あんたの会社で働くわ。 しょうたん:(勝手かよ!) |
フリーランス主婦は「老後のお金」に注意が必要だそうです。
というのも、老後に病気などの理由で働けなくなった場合、収入源が国民年金のみだと経済的にかなり不自由になります。
だって今、国民年金って満額で月65,000円ほどですもんね。夫が会社員で厚生年金に入っているとしても、十分な額ではないはず。生活の質を下げざるを得ないと思います。
年金はもう事実上破綻しているシステムなので、更に減る可能性だってあるわけですからね。ですので、早いうちから預金をしておくなど、自分自身で何らかの対策が必要になります。
考えられる対策は以下のようなものがあります。
- 預金
- 私的年金(国民年金基金やiDeCoなど)
- 積立保険
- 小規模企業共済
- 資産運用(株、不動産など)
詳しくはググってね←
フリーランス主婦になるには?
フリーランスで働くには無限に方法がありますが、おすすめは自分に出来そうなものからとにかくやってみることです。
なぜなら、何事も始めるのが一番大変で、一度軌道に乗ってしまえは続けるのは何とかなるものだから。
とにかくやってみないことには、何も始まらないということです。
ここではインターネットを使って簡単に始められるものを紹介していきます。
「クラウドソーシング」で稼ぐ
クラウドソーシング(英語: crowdsourcing)とは、不特定多数の人の寄与を募り、必要とするサービス、アイデア、またはコンテンツを取得するプロセスである。
クラウドソーシングというのは、インターネットを使って仕事を不特定多数に発注する仕組みのことをいいます。
文章を書くライティング、アンケートへの回答、文章起こし、データ入力などの仕事があります。スキルのある方はプログラミングで稼ぐこともできます。
クラウドソーシングを扱っているサービスには以下のようなものがあります。
どんなサービスにも言えることですが、とにかく使ってみて自分に合ったサービスを継続して使うのが良いと思います。
何事も、やってみないと分からないことばかりですので…。
「得意なスキル」で稼ぐ
知識やスキル、経験などを自由に売買出来るココナラというサービスがあります。
こちらを利用すれば、イラストや占い、ロゴやweb制作、文章作成といった「得意」を販売することが出来ます。特技や専門性のある知識がある方に向いてますね。
「周りよりは詳しいかもしれないけど専門ってほどじゃないし…」と躊躇される方も多いと思いますが、堂々とプロとして仕事を受けることが大事です。
だって、仕事は堂々と自信を持ってやっている人に頼みたいですからね。なので、本当は自信がなくても表では自信満々でいくのがベターです。必死に数をこなせば必ず自信もついてきますよ。
ちなみに僕は絵やデザインが苦手なので、ブログのロゴをココナラで発注しようと思っています。
働き方や人生に悩む20代におすすめの本
最後に、働き方や生き方に悩んでいる方におすすめの本を紹介します。
この本は普通の会社員だったあんちゃさんがブロガーとして独立するまでの経緯や、彼女の考え方をまとめた本です。
昨年読んだ本の中でも、堀江貴文さんの「多動力」や、西野亮廣さんの「革命のファンファーレ」、家入一真さんの「なめらかなお金がめぐる社会。」と並んで、お気に入りの一冊です。
詳しくは別記事にまとめていますので、気になる方は是非。
あんちゃさん著「アソビくるう人生をきみに。」は働き方や人生に悩む20代におすすめの一冊!