こんにちは。しょうたん(@v_shota_v)です。
先日、「旅するおむすび屋さん」こと菅本香菜さん(@Kana314)のおむすび会に参加してきました。
今日のつくばおむすび会も最高に楽しかった〜🍙 思わずゆっくりしちゃうホッとできる空間でした😌
みのりちゃん @minori_1013 が#里山ホテル から持って来てくれた味噌ストローネも最高だった💓 pic.twitter.com/I7kGopxZtX— 菅本香菜🍙旅するおむすび屋 (@Kana314) January 28, 2018
僕の知り合いは、会場となったTsukuba Place Labを運営する堀下恭平くん(@Kyoheibb_PG)ただ一人。彼は大学の後輩で、このイベントの主催者です。
また、今回はコラボ企画として里山ホテルときわ路の藤岡みのりさん(@minori_1013)が、味噌ストローネという味噌汁とミネストローネが融合した美味しいスープを持ってきてくれました。
美味しいおむすびや温かい皆さんに囲まれて、まさに菅本さんのツイートにある「思わずゆっくりしちゃうホッとできる空間」でした。
知り合いが少なく初対面が得意でない僕も、皆さんに受け入れて頂いたおかげで「ここにいてもいいんだ」と居場所を感じ、心温まる時間を過ごすことができたのです。
帰り際には皆さんに笑顔で手を振ってもらい、泣きそうなほど嬉しかった。「ああ、幸せだな。」って心底思いました。
…と同時に、この「思わずゆっくりしちゃうホッとできる空間」を味わった僕は、約5年弱に及ぶパン屋さんでの日々を思い出すのでした。
居場所を感じられず、悩み奮闘したパン屋さんでの日々
というのも、僕はパン屋さんで働いた約5年間の日々で、「ここにいてもいいんだ」と感じることは殆どありませんでした。
感じるのは常に違和感。受け入れられていない感覚。新入社員として入社したときも「いつまで持つかな?」という、どこか懐疑的な視線。
もちろん、個人的に仲良くして頂いた人は沢山います。ですが、場として居場所を感じることは最後までありませんでした。
だからこそ、店長になったときは「居場所作り」を真っ先に取り組みました。
スタッフ一人ひとりとの「日々のコミュニケーション」を大切にし、「ここにいてもいいんだ」という感覚を体験して欲しいと奮闘したのでした。
店長の仕事で最も大切なのは日々のコミュニケーションである。 | 28歳パン職人、会社辞めます。【第五話】
そして、これはパン屋さんのみならず、多くの組織で起きているんじゃないかと思うんです。
実際にGoogleで「居場所」と検索しようとすると、「居場所がない」というワードが候補として出てくるほどです。僕と同じような思いを持っている人が沢山いる。
僕たちに、何が出来るだろう。
あなたは「居場所作り」してますか?
この「ここにいてもいいんだ」という無条件で受け入れてもらっている「居場所」という感覚は、どんな関係でも作ることが出来ます。何も組織を運営する人に限ったことではありません。
友人関係、会社、家族、学生サークル、ボランティア団体…どんな関係であっても、そこに人と人の関わりがあるのであれば、「居場所作り」に取り組むことが出来るのです。
そこで、僕はあなたに、そして自分自身に問いかけます。
「居場所作り」してますか?
無条件に受け入れ、肯定されることも否定されることもなく只々受け入れる。そういった相手はいるでしょうか。
すべての人にとっての居場所を作ることは難しいけれど、どんな人でも誰かにとっての居場所になれると僕は思っています。
僕はそんな温かい社会が「好き」だし、きっと実現できると信じたい。
「旅するおむすび屋さん」のおむすび会に参加して、心から、そう思ったのでした。
「居場所作り」に興味がある方におすすめの本
僕が「居場所作り」 という言葉を用いているのは、「なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。」という本を読んで共感したからです。
この本の中に「居場所作り」について触れられている箇所があり、それがパン屋さんで感じたこと、実践していることと重なったのです。
クラウドファンディングのCAMPFIRE代表、家入一真さんの著書になります。
興味のある方は是非読んでみて下さい。