小さなパン屋さんの仕入れってどうしたらいいの?

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パン職人。1989年生まれ。鳥取県鳥取市出身。

筑波大学卒業後、茨城県のパン屋で修行し、店長を経験。その後、結婚を機にふるさとの鳥取にUターン。

クラウドファンディングで開業資金を集め、「パン工房ほとり」を開業。

Twitterやってます。

(パンの購入はこちら)




こんにちは!しょうたん(@v_shota_v)です。

パン屋さんを開業するにあたって、材料をどこから仕入れたら良いか分からない、といった問題があります。

僕自身、Uターンで田舎に帰ってすぐ起業することにしたので、仕入先についての情報が無くて困ってしまいました。

そこで、今回は小さなパン屋さんの仕入先について、探し方と、僕なりの注意点を書いていきます。

 

仕入先の探し方

ではさっそくですが、仕入先の探し方を挙げていきます。

  • ネットで検索する
  • 他のお店の仕入先から見つける
  • 菓子材料店に行ってみる
  • ネット通販で仕入れる

 

ネットで検索する

ネットで検索すれば、仕入先となる業者さんのホームページを見ることができます。

ホームページには利用料金や配達エリア、連絡先や取扱商品など、業者さんごとの特徴が載っているので比較しやすいと思います。

ただし、大手さんならほぼ確実にホームページがあるのですが、田舎だったり、小さな事業者さんだったりすると、ホームページそのものが無い場合もあるので、注意が必要です。

 

他のお店の仕入先から見つける

実際に他のお店が仕入れている業者さんから探すのも手です。

地域で繁盛しているお店の仕入先を知ることができれば、安心ですよね。

もし起業しようとしている地域のパン屋さんで働いているなら、取引先の営業さんと知り合いになれたり、取引を始めるのがスムーズだったりとメリットが多いです。

ただし、仕入れ先を知るというのはそのお店で働いていないと知るのが難しいところです。

好きなお店の駐車場にトラックが来るのを待って仕入先を知った、という方も聞いたことがありますので不可能では無いですが、ハードル高めです。

 

菓子材料店に行ってみる

地域の菓子材料店では、事業者向けに配送をしている場合があります。

ホームページなどが見つからなくても、直接行って話を聞いてみると良いかもしれません。また、他のお店ではどうしているか、といった情報が得られることもあると思います。

また、小さな規模のお店であれば、こういった地域の材料店に買いに行くという仕入れ方法もあります。

いずれにしても、顔なじみになっておくと良いと思います。

 

ネット通販で仕入れる

富澤商店(tomiz)やAmazonといったネット通販で仕入れるのも1つの手です。

豊富な品ぞろえから選んで買うことができるので、仕入先がなかなか見つからなかったり、田舎で買いに行くのが大変だったりする場合、めちゃくちゃ便利です。

実際、僕の経営するお店でも、一部の材料はネット通販で仕入れています。

なお、Amazonを頻繁に利用するのであれば、Amazonプライム(月額500円)に登録しておくと送料無料やお急ぎ便といった恩恵を受けられるのでおすすめです。(僕も使っています。)

 

仕入先の注意点

小さなパン屋さんなら、とりあえず探さないという選択肢もあり

これは個人的な考えですが、小さなパン屋さんの場合、とりあえず今まで試作などで仕入れている方法のまま開業しても大丈夫だと思います。

スーパーや製菓材料店、ネット通販などを利用しているのであれば、そのままそこで仕入れるということです。

これには理由があって、小さなパン屋さんの場合はとりあえずお店を始めてからでも、仕入先を増やしたり変更したりと小回りが効くので、最初から大手の仕入先さんと契約などしなくても大丈夫だからです。

最初から100点満点の準備をしてから始めるのではなく、とりあえず50点でも良いから始めてみて、やりながら修正をしていくほうが、結果的に早く良いお店を作ることができると思います。

 

大手の問屋さんは仕入れさせてもらえない可能性も

オーブンもミキサーも立派で、一日に何十種類のパンを焼くような大型のパン屋さんなら問屋さんとの契約は必須ともいえます。

しかしながら、これは大手の問屋さんの方に直接お伺いしたのですが、ある程度の仕入量が想定できるお店でないと契約してもらえない、というケースもあるようです。

特に、実績や経験のない方が新しくお店を作る場合、仕入先からの信頼が全く無い状態からのスタートになるので、難しいとのことです。

こういった場合は、とにかくお店をスタートさせてしまうのが先決といえるでしょう。

 

いくつかの仕入先を併用するのが吉

仕入先は1つに絞らなければいけないわけではありません。パン屋さんでは複数の仕入先と同時に取引を行うのが通常です。

例えば、小麦粉はA店、乳製品はB店、包材はC店、というような感じです。

ときには同じ商品を扱っている場合もありますが、価格はもちろん、仕入先さんとの関係性などを総合的に考えて、どこから仕入れるか決めていきましょう。

また、普段から複数の仕入先さんと良好な関係を築くことができていれば、1つの仕入先さんに何らかのトラブルが起きたとき、他の仕入先さんが助けてくれることだってあります。