こんにちは!しょうたん(@v_shota_v)です。
一概にパン屋さんといっても、お店での販売以外にも、いろんな販路(売り方)があります。
今回はパン屋さんにはどんな販路があるのか、まとめました。
開業を考えている方や、すでに経営されている方の、参考になればと思います。
販路とは
販路を辞書で引くと、「商品を売りさばく方面」とでてきます。
商品を売るためのルート(路)、ということですね。
パン屋さんの販路として考えられるもの
パン屋さんの販路として、次のようなものが考えられます。
- お店での販売
- 卸売(委託販売)
- インターネット通販
- 出店(イベントなど)
- 宅配、移動販売
お店での販売
多くのパン屋さんにとってメインの販路となるのが、お店での販売です。
- 「セルフ式」…お店に商品を並べて販売する
- 「対面式」…ケーキ屋さんのようにショーケースに並べて店員さんに注文する
- 「予約制」…(電話やWebなどから)あらかじめご予約いただいた商品を渡す
といった方法で販売されています。
卸売(委託販売)
卸売とは、スーパーや道の駅といった販売店でパンを販売する方法です。
普通の卸売と、手数料を払って代わりに売ってもらう委託販売に別れます。
詳しくは次の記事を参考になさってください。
インターネット通販
「オンライン販売」「ネット販売」「非対面販売」などとも呼ばれます。
いずれもインターネット上で注文を受け、運送会社を通じて商品を届ける方法です。
焼き菓子などは常温、パンは冷凍が多いですが、商品によって異なります。
会計はクレジットカードや銀行振込、コンビニ払いなどが主流です。
楽天・Amazonなどに出店するほか、Creema・minneといった手作り通販サイト、BASEなどを利用して自分の通販サイトを作る、といった方法があります。
関連記事:パン屋さんがネット通販をおこなうメリット・デメリット
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出店(イベントなど)
都市部でも地方でも多くのイベントが催されているので、週末は集客の見込めるイベントに出かける、というパン屋さん、よく見かけますね。
特に個人店で、自分のお店の集客力が大きくない場合は、頼りになるでしょう。
ただし、出店にはテントやテーブルを組み立てたりと、何かと人手が必要になる場合もあります。
また、別途ドリンクやその場で調理するものを提供する場合は、飲食店営業(露天)の許可が必要になりますので、自治体の保健所に確認しましょう。
(菓子製造業の許可を得ている場所で作ったパンや焼菓子を、販売するのは問題ありません。)
宅配、移動販売
車などで商品を運びながら販売するスタイルです。
あらかじめ電話やインターネットなどで注文をとって宅配したり、スーパーの入口や公園などで許可を得て販売したりします。
宅配の場合は注文してもらうハードルが高いですが、確実に売ることができるので安心です。
スーパーや公園の場合は、許可を得るのが難しい場合もあります。こちらは事業者さんや自治体との交渉になります。
いずれにしても、自分から行動できるタイプの方が向いていると思います。
まとめ
一概にパンを売るといっても、様々な方法があります。
それぞれのメリット・デメリットがあったり、そのお店のスタイルや店主の考え方、そして向き不向きなどによって、どれを選択すべきか変わってきます。
せっかくするなら、無理なく楽しく続けられる方法が良いですよね。
ぜひ、自分なりのスタイルを見つけていってください。
この文章がお役に立てたなら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。