鳥取の製パン材料まとめました。

ABOUTこの記事をかいた人

パン職人・ブロガー。就職活動の満員電車で生き方に違和感を感じ「好きなことして生きる」とパン職人に。約5年勤めたパン屋を脱サラし、現在は鳥取を中心にフリーランスとして活動中。本名は吉田翔太。 お問い合わせ、質問、ご依頼等は各種SNSにて承りますm(_ _)m




こんにちは!ヨシダショウタ(@v_shota_v)です。

私は鳥取出身なのですが、鳥取で生産されている材料でパンを作れたら素敵だと思い、調べてみました。

パンの材料

パンの基本材料は、

  • 小麦粉
  • 酵母

です。これに加えて、よく使われる副材料は、

  • 砂糖
  • 油脂(バター)
  • 牛乳(脱脂粉乳)

こんなところですね。これらについて、鳥取県産のものを探していきます。

小麦粉

鳥取の小麦粉で真っ先に思い浮かんだのが、大山こむぎ。

大山こむぎは、鳥取県米子市のパン店さん「麦ノ屋」の出井亘(いづいわたる)さんによる、鳥取県産小麦の地産地消プロジェクトです。

大山は日本百景や日本百名山に選ばれている、鳥取県の最高峰。そして中国地方の最高峰でもあります。その大山の名を受け継いだ鳥取県産の小麦粉が、大山こむぎです。

実はこのプロジェクト、少し前から知ってはいましたが関わりを持つことはありませんでした。

しかし、故郷鳥取を愛するパン職人として使ってみないわけにはいかない、ということで購入を試みることにしました。

パン用強力粉ということですが、風味は?グルテン形成は?どんなパンに向いている?疑問が尽きることはありません。

この小麦粉でパンを焼くのが楽しみです。

酵母

鳥取でパン酵母を生産している人はなかなかいないでしょう…。

もちろん、自家製の酵母を使用してパンを焼かれている方は沢山いらっしゃいます。

田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」有名なタルマーリーさんはもちろんですし、もりのひとさんはちょっとお知り合いです。

しかしそれは、自分たちがパンを焼くための酵母。ヨシダがパンを焼くためではありません。

それに私としては、自家製酵母のパンは自然との調和という考え方としては良いのですが、単純にパンの美味しさで言えば業務用のイーストを使うほうが良いという考えです。

さて、酵母はどうしようか。

真っ先に思い浮かんだのがサントリー天然水(奥大山)ですね。最近宇多田ヒカルさんの出演するCMで話題になりました。

鳥取県日野郡江府町に工場があるそうです。

 

これを使うとなれば、問題点は硬度が低いことです。

『サントリー天然水』の硬度は、『サントリー南アルプスの天然水』『サントリー阿蘇の天然水』『サントリー奥大山の天然水』で、それぞれ異なります。

『サントリー南アルプスの天然水』約30mg/L
『サントリー阿蘇の天然水』約80mg/L
『サントリー奥大山の天然水』約20mg/L
です。

引用:『サントリー天然水』の硬度を教えてください。 サントリーお客様センター

サントリー天然水(奥大山)はなんと、約20mg/L。日本の水道水で約50mg/Lですので、かなりの軟水であることが分かります。

製パンに使う水はやや硬水(約100mg/L)が良いと言われていますので、この軟水で思ったとおりの焼き上がりになるのか、試行錯誤が必要になりそうです。

 

ちなみに製パン材料の水についてはPHも重要ですが、公式の商品情報によると、PHは約7なので問題ないでしょう。

さて、鳥取県産の塩がなかなか見つかりません。

こちらのサイトに塩の都道府県別一覧がありますが、なんと鳥取には塩がない!

 

さて、どうしましょう…、と思っていたところで見つけたのがえびノ干し塩

 

なんと、私が生まれ育った湖山池から取れる「ぬかえび」と海水塩を乾燥させたものだそうです。

塩といういうか、海老というか、ちょっと分かりませんが…。普通の塩のほうが良い気がします。

鳥取の塩についてご存じの方、いらっしゃいませんか。

砂糖

さて、塩に引き続き、砂糖も見当たりません。

鳥取でお砂糖、どなたか作っておられないでしょうか。

油脂(バター)

バターは簡単ですね。白バラ 大山乳業 大山バターです。

白バラのブランドは鳥取出身なら誰もが知っているほど、県内で有名です。

業務用の450g(1ポンド)、食塩不使用はまさにパンやお菓子を作るための製品ですね。

牛乳(脱脂粉乳)

さて、牛乳もバターに続いて白バラから。白バラ 大山まきば牛乳ですね。

白バラの牛乳は鳥取出身の方なら誰もがピンとくると思います。

小中学校の給食で飲んでいたのは緑のパッケージだったような気がしますが、Amazonにはちょっと見当たらなかったです。

さて、最後に卵ですね。

鳥取で卵といえば、大江ノ郷自然牧場さんが有名と思います。鳥取県内はもちろん、大阪・神戸などの県外から多くの方が訪れています。

大江ノ郷自然牧場さんで取り扱っているのは、天美卵というブランド卵。平飼いの養鶏にこだわっているそうです。

天美卵はとても高価で1個100円もしますが、今や鳥取を象徴するともいえるブランド卵。

鳥取の材料で卵を使ったパンを作るのであれば、選ばざるを得ないでしょう。

まとめ

さて、今回は鳥取の材料でパンを作ってみたい!ということで材料を調べました。

ヨシダには日持ちする美味しい鳥取パンを作って、日本中の方に届けたいという野望があります。

乞うご期待。