一部のパンを、鳥取の賀露(鳥取港)にある「わったいな」さん(道の駅っぽいところ)で販売します。
販売するパンの種類と価格は、次のとおりです。
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- ほとり食パン 480円
- ミルク食パン 560円
- ブリオッシュ食パン 640円
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今のところ、3種類のみ、またほとりで予約して買うより高めの価格になっています。
また、売れ残りをできる限り出さないため、数も限定します。(残ったらラスクにします。)
この決断に至った理由は、「パンを買ってもらうハードルを下げたいから」です。
完全予約制では無くなってしまいますが、もう少し気軽に買える場所を作らないと、ほとりのパンをお客さんに楽しんでもらえないと判断しました。
この先で、詳しく書いていきます。
ほとりでパンを買うのはハードルが高い
お店をオープンして約2ヶ月。有り難いことに、これまで多くの方にご予約いただきました。
ただ、ただね。この2ヶ月、すごーく感じたこと。
それは、お客さんにとって、ほとりでパンを買うのはハードルの高い、ということです。
その理由は、次のようなもの。
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- お店が田舎にある
- 予約しなきゃいけない
- 価格が高い
- インターネット予約(電話で予約できない)
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ほとりの場所は、鳥取の市街地から約8km。車で10-15分でしょうか。往復で30分ちかく。
わざわざ予約してまで買いに行くとなると、ちょっと勇気がいる距離ですよね。
また、インターネット予約は思った以上に苦手な方もたくさんいらっしゃるようです。(とくに年配の方)
現状のままでは、お客さんにパンを食べて喜んでもらう、それ以前に、口にしてもらうことすら難しい、そう思ったのです。
それならば、もう少し購入のハードルを下げて、たくさんの方に楽しんでほしい。気軽に楽しんでほしい。
こういった想いで、「わったいな」さんでの販売を決めました。
完全予約制では無くなるが、コンセプトは変わらない
「パンを捨てない」
「パン屋さんの労働環境を改善したい」
そういった想いで予約制のお店をスタートしました。
でも、「わったいな」さんで販売するということは、「完全な」予約制じゃなくなるということです。
(ほとりでは予約制を続けます)
だからね。もしかしたら、こう思う人もいるんじゃないかな。
「あー、あそこのお店。予約制で、食品ロス問題に取り組んでるって書いてあるのに、ブレてるじゃん。共感してたのになあ。残念だ。」
そうかもしれない。
だけど、これは商売だから。
僕は道楽でパンを焼いているわけじゃない。
であれば、「やりたいこと」と「社会に求められていること」のバランスを取っていかないと。
独りよがりで「やりたいこと」だけやっていても、商売として成り立たない。
飲食店はオープンから2年以内に、約半数が撤退すると言われています。
僕は長く続く商売をしていきたい。ならば、柔軟に変化していかなければ、と思っています。
ブレてはいない
もちろん僕の心の中ではブレてはいません。
ほとりでの予約制は続けていきます。
また、「わったいな」さんで販売する数はかなり絞るので、売れ残りが出てもラスクにすれば廃棄せずに済むと思います。
お店をオープンしてから1度もパンを捨てていませんが、それを継続できるように最大限の努力をしていきます。
そんなこんなで、「わったいな」さんでの販売、はじまります。
今後とも、応援いただけたら嬉しいです。
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